延岡市

21件の市民まちづくり活動に補助  延岡市

市民活動団体が行う新たなまちづくり事業に対して補助を行う「延岡市市民まちづくり活動支援事業」の補助決定通知書交付式が6月22日、延岡市役所講堂で行われました。まちづくり活動や伝統文化保存活動に取り組む21団体(申請22団体)に、総額795万7000円が補助されます。

市民との協働のまちづくりを推進し、合併後の新市の一体感を醸成しようと平成19年度から実施しています。合併特例債で造成した地域振興基金25億円の利子の一部を活用し、市民自らが考え行う新たなまちづくり活動や交流活動を支援しています。

交付式では、首藤正治市長が各団体の代表に決定通知書を手渡した後、「ここにお集まりの代表の皆さんとともに活躍している皆様に感謝申し上げたい。延岡のまちを良くしたい、ハッピーに暮らしていけるまちにしたいとの思いは、皆さん共通のもの。市役所としても一緒になって皆さんと取り組んでいきたい」とあいさつしました。

これに対し、交付団体を代表しフォレスト・マントル上鹿川の戸高正男代表が、「採択を受けた私達のまちづくり活動の成果が、一人でも多くの市民に普及し、何らかの関心を持ってもらうことで、地域、延岡市全体がより活発になると認識しています。また一緒に活動することで生まれる連帯感や一体感は、人と人との結びつきを強め、地域コミュニティーの形成に寄与できるものとして、これからの活動に大きなやりがいを感じています」とお礼を述べました。

今回採択されたのは「まちづくり活動」(市民公益活動、コミュニティー活動)が15件計500万7000円、バスクとエコパークを対象に昨年度から加わった市民延joy推進活動が6件計295万円。

採択団体は次の通り。

【まちづくり活動】

レーヨン通り商店会(わくわく遊ぼう!レーヨン通り商店会まつり!)=50万円▽「デザインで仕掛ける延岡駅まちプロジェクト」実行委員会(デザインで仕掛ける延岡駅まちプロジェクト)=50万円▽駅まちエリアを花で彩る市民の会(駅まちエリアを花で彩る事業)=50万円▽亀井の丘夢づくりの会(延岡の歴史再発見事業-「内藤藩砲術射技演武」再現-)=50万円▽はっぴー子育て応援隊(PMg bはっぴー子育て事業)=50万円▽ひまわりの会(笑顔あふれるふるさと作り)=9万円▽川遊び村実行委員会(お父さんお母さんための川遊び村)=12万4000円▽内藤とうがらし特産化推進会議(「内藤とうがらし」の特産品化プロジェクト)=33万3000円▽亀井の丘町づくり実行委員会(亀井の丘に笑顔がいっぱい町づくり事業)=21万2000円▽早日渡区(早日渡花いっぱい景観事業)=33万3000円▽NPO法人五ケ瀬川流域ネットワーク(太古から学び・川と繋がる・葦船ワークショップ)=33万円▽コノハナロード市民応援隊(野地堤防コノハナロード憩いの空間づくり)=33万3000円▽NPO法人のべおか市民力市場(「まちなかノマドハウス」を活用した“まち活”推進事業)=20万円▽塩浜いのこ祭り実行委員会(塩浜町人権のまちづくり事業)=22万2000円▽ひむか食のネットワーク会議(のべおか地産地活計画、延岡の食を知って体の中から美しく健康になろう)=33万3000円

【市民延joy推進活動】

南部地域バスク推進の会(南部地域バスク推進食の祭典)=50万円▽フォレスト・マントル上鹿川(祖母・傾・大崩古道再生~古道に西郷隆盛のストーリーをのせて~)=50万円)▽延岡発祥チキン南蛮党(平成29=にく=年酉年記念事業)=45万円▽B&Gトトロ海洋クラブ(「海」と「食」のコラボイベントによる東九州バスク化構想の推進)=50万円▽北川河川清掃隊(故郷の風景をいつまでもカヌー河川清掃事業)=50万円▽かわざか花物語実行委員会(かわざか花物語2018)=50万円