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「ひむかのくに えんぱく」が開幕  11月27日まで

今年で7年目を迎える体験交流イベント「ひむかのくに えんぱく2016」が10月15日、開幕しました。11月27日までの約6週間を期間に、過去最多の55プログラムが開催されます。初日の15日は「森の食拓で絵手紙作ろう!」、「ラナンキュラスのボトルフラワー体験」、「天然はちみつ採取体験」の3プログラム、16日は雨のため一部のブログラムが延期されましたが「メヒカリ加工体験」、「棚田で食べて、水路で遊ぼう!」など3プログラムが実施されました。

えんぱくは、延岡のご縁(えん)をつなぐ博(はく)覧会として、平成22年(2010)にスタート。地域全体を博覧会に見立てて展開する体験交流型のイベントです。今年で7年目を迎え、過去6年間では豊かな自然、育まれてきた歴史・文化、おいしい食、温かなおもてなしなど、ふるさとを愛する人達の思いがこもった163のプログラムを実施し、延べ2419人が参加しています。

今年は、ひむかエリアを構成する9市町村すべてでプログラムの提案があり、隣接する大分県佐伯市、今年からオンパク方式の博覧会が始まった同県日出町の交換プログラムを含め、昨年(30)を大幅に上回る55のプログラムが揃いました。総定員数も昨年の倍となる759人に増えました。

日之影町のこんにゃく村ひなたぼっこで実施された「ボトルフラワー体験」には、後藤郁子さん、甲斐芳子さんの母娘が参加しました。日本ボトルフラワー協会会員の瀧川奈々さんの指導を受けながら、約2時間かけてラナンキュラスやバラの花を使った可愛いボトルフラワーを作りました。

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ボトルフラワーはシリカゲルで乾燥させたドライフラワーを使い、ボトルの中にきれいに飾り付けし観賞するもので、花本来の色彩と形を半永久的に保存できます。

2人は、ドライフラワーになったバラ、シダの花と葉、ラナンキュラスなど花の茎に細い針金と装飾テープを巻き付けたり、ピンセットで慎重にボトルの底の土台に飾り付けたりしていきました。

母の後藤さんは「緊張しながらの作業でしたが、楽しかったです。特に茎に針金を取り付ける作業は花びらが取れたり、茎が折れたりしないように、最も気を遣いました。家の中で一番ピッタリくる場所に飾りたい」と話していました。

 

16日に高千穂町で行われた「棚田で食べて、水路で遊ぼう!」には5人が参加しました。時折小雨がパラつく生憎の天気でしたが、誘い人で地域おこし協力隊員の板倉哲男さんらから、棚田百選に選ばれている高千穂の棚田を支える水路が先人の努力で作り上げられていることなどを聞いた後、水路を使ってヒヨコレースを楽しみました。

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今年開催する55のプログラムのいくつかは既に定員に達していますが、まだ定員に余裕のあるプログラムがまだまだあり、事務局では参加を呼びかけています。

詳しくはえんぱく事務局(電話0982-20-0008)かウエブサイト(http://www.enpaku.net)で。