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護衛艦「くらま」一般公開 来年3月退役

海上自衛隊の護衛艦「くらま」が9月24日、日向市の細島工業港に入港しました。
24日と25日には、艦内が一般公開され、多くの人が訪れました。

 

 


kurama_2 護衛艦「くらま」は、1981年(昭和56)に就役、長崎県佐世保基地に配備されました。全長159メートル、幅17.5メートル、乗員は360人です。他の護衛艦と違う主な特徴として、船の前部に単装速射砲が2門装備されています。
昨年の10月に行われた自衛隊観艦式では、観閲艦を努め、安倍晋三内閣総理大臣が乗艦しました。
就役から30年以上が経過しており、2017年3月に退役が予定されています。そのため細島港へは最後の寄港となります。
kurama_3 一般公開には、くらまの勇姿を一目見ようと県内外から多くの家族連れやファンなどが訪れ、自衛官から装備の説明を聞いたり、記念写真を撮ったりしていました。
護衛艦「くらま」は、9月26日に細島港を出航し、次の一般公開が行われる大分県別府市に向かいました。