延岡市

金メダリスト・大野選手ら旭化成3選手が凱旋パレード 延岡

リオデジャネイロオリンピック男子柔道でメダルを獲得した旭化成柔道部の大野将平選手(24)=73キロ級・金メダル=、永瀬貴規選手(22)=81キロ級・銅メダル=、羽賀龍之介選手(25)=100キロ級・銅メダル=の凱旋パレードが9月26日、JR延岡駅から野口記念館まで約2キロのコースで行われました。沿道にはたくさんの市民が陣取り、「おめでとうございます」「お疲れさま」「感動しました」などと、選手たちに祝福の言葉をかけていました。

メダルを獲得した選手たちの功績を讃え、市民挙げて祝福するために実施。9月16日は競泳男子800メートルリレーで銅メダルに輝いた松田丈志選手らの凱旋パレードが行われています。

パレードは午後1時20分、花火を合図にスタート。選手たちは2台の自衛隊のジープに分乗し、先頭のジープには大野選手と柔道部の中村兼三監督、後方のジープに永瀬選手と羽賀選手が乗りました。

4人は、沿道を埋めた市民らに手を振ったり、ピースサインをしたりして声援に応えていました。ゴール地点には近くの岡富中学校の1・2年生約250人が駆けつけ、一際大きな声援を送りました。

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このうち延岡出身の羽賀選手には、市民栄誉賞、大野選手と永瀬選手にはアスリートタウン延岡スポーツ特別賞が贈られることになっており、引き続き野口記念館で贈呈式がありました。

贈呈式で首藤正治市長は、「日本柔道復活を掛けた五輪で、7階級全部でメダルを獲得し、そのうち3つが延岡縁の選手という素晴らしい成績を上げていただきうれしい限り。4年後の東京五輪では今回以上の成績を上げてくれることを期待します」とあいさつ。3人に市民栄誉賞、スポーツ特別賞の賞状と記念品を手渡しました。

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市民栄誉賞を受けた羽賀選手は「リオ五輪では銅メダルという結果で少し申し訳ない気持ちがあります。ただ、一度負けてから銅メダルに気持ちを向けられたのは、皆さんにどんな色でもメダルを持って報告したいという思いがあったからです。次の目標は東京五輪の金メダルですが、1年1年頑張っていきますので引き続きご声援お願いします」とお礼を述べました。

また大野選手は「リオ五輪ではたくさんの応援ありがとうございました。一つひとつの大会で勝ち続けて、また延岡市を盛り上げて行ければいいと思っていますし、それが4年後の東京五輪につながると信じています」、永瀬選手も「たくさんの応援ありがとうございました。目標にしていた金メダルは叶いませんでしたが、今大会で学んだことがたくさんありましたので、東京五輪ではリオ五輪の経験があって良かったと思えるように頑張っていきたい」などと抱負を述べました。

最後は上田美利議長の万歳三唱で3人の活躍を祝いました。

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