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にぎやかに平兵衛酢収穫祭  日向市

日向市特産のへべす(平兵衛酢)の第3回収穫祭が9月24日、塩見奥野のへべす園で開かれ、市内外から参加した70人が、最盛期を迎えた生果の収穫やへべすを使ったへべすサイダーの試飲、へべすすり身やへべす鍋の試食、クイズ大会など多彩な催しを楽しみました。

へべすの最盛期に収穫祭を開くことで、収穫の喜びを分かち合い、へべす生産者を応援する輪を広げようと、日向のへべす消費拡大プロジェクト会議(黒木和之会長)が「へべすファン倶楽部」会員を中心に参加を呼びかけし、毎年開いています。

収穫祭は、黒木洋人さんの約0・4ヘクタールのへべす園で開催。開会式であいさつしたプロジェクト会議の黒木会長は「へべすの収穫は10月末ぐらいまで続きますが、需要に供給が追いつかない状態です。県内他市町村に協力してもらい飛躍的に生産量を増やす計画が進んでいます。他の生産地に負けないよう生産確保に切磋琢磨して頑張っていきたい」とあいさつしました。

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また日向のへべす優良店認証店17店に対する認証贈呈式が行われ、出席した6店が紹介されました。

園内にはピンポン玉サイズから大きいものは直径6~8センチはありそうなものまで、たくさんのへべすが鈴なり状態。収穫方法を教わった参加者は、ハサミと大きめのカゴを手に、枝を垂らすほどに実ったへべすをハサミで次々に摘み取っていた。収穫したへべすは1キロ200円という破格値で参加者に販売されました。

へべす果汁をサイダーで割った「へべすサイダー」や、ハモ、イワシ、エソのすり身にへべすを加えた「へべすすり身」の無料試食や、昼食には地頭鶏の出しに野菜やへべす入れて創ったへべす鍋が提供され、「へべすの酸味がマッチして美味しい」と好評でした。

宮崎産経大学生によるへべすや日向に関係した○×クイズでは、正解者にへべす関連商品がプレゼントされ、参加者の笑顔があふれました。

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